あおぞら通信

2015年1月

2015年1月の記事一覧です。

一言コラム③「抗生剤の役割」

2015年01月22日

抗生剤は、おじいちゃん・おばあちゃんの世代で感冒の際の万能薬のような扱いとなっていることが少なくありません。

しかし、果たして子供でも抗生剤は万能薬なのでしょうか?

一般的に感冒には「ウイルス性」のものと「細菌性」のものが存在します。

抗生剤は「細菌性」の感冒の際にその威力を発揮します。

「ウイルス性」の感冒では残念ながらほとんど効果はありません。

多くの「ウイルス性」の感冒では自然に治るのを待つしかありません。

なお、抗生剤はウイルス性の胃腸炎の際には害となることさえあります。

赤ちゃんから子供での感冒ではこの「ウイルス性」の感冒がほとんどです。

子供を経て大人になった両親・祖父母世代では、それまでの人生で免疫ができていることにより「ウイルス性」の感冒にかかることは少ないか、かかったとしても軽症で終わることがほとんどです。

つまり、大人では高熱の際に「細菌性」の感冒であることが子供に比べると多いため、抗生剤が威力を発揮することが多いのです。

小児医学を学ぶ際に、大人は子供の単なるミニチュア版ではないということをいわれますが、抗生剤の効果にもそれは表れているということです。

もちろん、子供でも抗生剤が必要な感冒は存在します。

ただ、圧倒的に「ウイルス性」の感冒の方が多いということを知っていることが必要です。


院長 立元千帆sun

 

一言コラム②「保湿剤の必要性」

2015年01月22日

アレルギーを専門にする人間の間では数年前から通説になっていたのですが、最近新聞等でも研究報告をふまえて保湿剤の必要性について記事がでています。

赤ちゃんの肌は弱く、バリアー機能が低いものです。

そのバリアー機能の低い肌から侵入した食物やダニ・ハウスダストなどがアレルギー体質を作る要因のひとつであることが研究の結果判明しています。

ということは、生まれてすぐから保湿剤でしっかり皮膚を保護してあげるとアレルギー体質を予防できる可能性があるということです。

保湿剤は一般的に販売されているものなら『ワセリン』が副作用もなく最も優れた保湿剤です。

病院では『ワセリン』のほか『プロペト』や『ヒルドイドソフト』『ビーソフテン』といったものが多く処方されています。

お子さんにあった保湿剤を1日1回入浴後に全身にまんべんなく塗り保湿をすることが重要なポイントです。

 

院長 立元千帆sun

一言コラム①「お子さんの湿疹」

2015年01月22日

小さなお子さんでは皮膚が弱く、また、虫に刺されやすいこともあり湿疹は一年を通してつきものです。湿疹は集団生活では隔離が必要な感染症のサインのこともあり、小さな湿疹でも気になられる方が多いと思います。しかし、忙しい中での病院受診は大きな負担となりますため受診が必要なポイントについて今回はお知らせしようと思います。

   水泡を伴う湿疹

   浸出液を伴う湿疹

   はげしいかゆみを伴う湿疹

   発熱を伴う湿疹

以上が病院受診の必要な湿疹となります。逆にこれらのことがみられなければ受診は必要ないともいえます。①〜④のない湿疹は通常様子を見られるだけで消失します。お子さんの湿疹では自然治癒するものも多いためぜひ参考にされてください。            

院長 立元千帆sun   

 

一言コラム

2015年01月22日

ある保育園で一言コラムというのを数回書かせていただきました。

せっかくなのでこのあおぞら通信に掲載したいと思います。

なにかのお役に立てれば幸いに存じます。

 

院長 立元千帆sun