アレルギー相談

気管支喘息


気管支喘息はその名の通り気管支で喘鳴が起こる病気です。子供の気管支喘息は年々増加の傾向にあります。しかし、私自身が喘息発作を頻回に起こしていた30年ほど前に比べると治療が格段によくなり重症の発作を起こすお子さんは少なくなりました。

気管支喘息治療のガイドライン

喘息の治療薬には大きく分けて予防薬と発作止めがあり、予防薬の進歩が現在の重症喘息の減少に貢献しています。予防薬にはオノン®やキプレス®などの抗ロイコトリエン拮抗薬やフルタイド®、アドエア®、パルミコート®などの吸入ステロイドがあります。気管支喘息の治療は左図のような小児の気管支喘息治療のガイドラインがあるため全国的にも治療は統一されたものとなってきています。


一酸化窒素測定機

喘息の治療の評価の一番は発作が出ないことなのですが、最近では気道の炎症を評価し治療することが重要となってきています。その気道の炎症の評価に使われるのが、右図にある呼気中の一酸化窒素を測定する機械です。この検査は最近まで保険診療としては行われておらず研究段階でしたが、その有用性が認知され平成25年6月より保険適応となりました。(保険適応の一部負担金が約300円)小学生以降のお子さんであれば遊び感覚で行うことができる簡便なものです。当院でも大きめのお子さんの喘息の治療評価に活用しています。